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アナタにお仕えします!

第3章 国語教師はマイマスター

何て説明すれば良いのでしょうか。今ここにご主人様がいたら、

「ご主人様と呼ぶな渡部」

「あ、四季先生」

無表情ですね。この説明しにくい顔は、私も投げやりです。

「補習を受けるか、真っ直ぐ家に帰るか、二者択一だ」

先生は両手をロケットパンチをする勢いで私に差し出しました。

「では、真っ直ぐ家に帰るで」

選択すると、左手を広げて折りたたまれた紙が出てきました。

「ここに来い。来なかったら明日の朝には地獄が待っている」

いい大人が何を言っているのでしょうか。

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