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アナタにお仕えします!

第4章 ※初めての道のり

口から解放された途端、身体の力がスッと抜けてしまいました。

溶けてしまったような、骨抜きにされた気分です。

ご主人様は私を抱き上げながら二人分のパンを皿に乗せ、リビングへ向かいました。

「ユキ、これから怪我をしたら隠さずに言え。学校でも、保険医より先に俺に連絡しろ。隠したり俺以外の人間に触れられたら……」

最後の言葉を聞く前にリビングに着くと、ご主人様は私をソファーに座らせ、上からのぞき込むように私を見つめました。

「罰を受けるんですか?」

「物分かりがいいメイドだ。傷つけたりしないから、安心しろ」

さっきの行為で安心しろと言われても、説得力がありません。

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