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アナタにお仕えします!

第5章 怖くて仕方ない

舌から解放され、陶酔に浸っている最中に、ご主人様は私を置いて湯船から出ていきました。その去り際に、

「明日から学校に行くな。屋敷から一歩でも出てみろ、お前を痴漢よりもひどい目に遭わせてやる」

脅すように出入り禁止を言い渡されました。その間、元気な私は何をすればいいのでしょうか。あの問題集でしょうか。

「痴漢野郎を始末して、護身術か性教育を極めるまでは、お前を閉じこめる」

「その間、問題集をやっていればよろしいですか?」

「頭がいいな」

そう言って頭を撫でられ、ご主人様は服を着て風呂場を出ていきました。

これから私は、痴漢を倒す護身術をたたき込まれるか、

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