テキストサイズ

その一言が言えたなら【リヴァエレ】

第3章 3

エレンは夜ももう遅いので寝る事にした。
足音しか響かない地下室はやけに肌寒い。
人の温もりを無意識の内に求めていた。


布団を被り、目を閉じる。
しかしなかなか寝付けない。
エレンは昼間のライナーの事を考えていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ