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Teлефонные★карточки

第1章 高木スズノ



『なんてかいてあるのかしら?
 第一、これ何語?
 テレホンカードには
 変わりなさそうね』

スズノは目の前の
電話BOXを見つめる

『誰か落としちゃったのかな?』

ポイントのところを見ると
まだ小さな穴は開いておらず
未使用品のようだ。

『ちょうどよかった』

電話BOXに入ると
迷わずカードを挿入する

『携帯持ってくるの
 忘れてたから
 助かったわ』

どこにでもある緑の公衆電話が
真っ黒のカードを飲み込む


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