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「また明日会ってもいい?」~「うん」

第3章 『好き。』

今日も自主練が終わった

水戸:お疲れさん、流川

流川:あぁ、てめぇもな

水戸:え…?

流川:人の自主練見て、よく寝なかったな、そっちのがある意味疲れる

水戸:ははっ、んなことないって

流川:水戸は変わってる

水戸:んー‥そうか?

流川:そ。

水戸:じゃあ変わってるのかもな

そう言うと、俺もやる、と床に転がっていたボールを取り、ゴールに向けて投げる

流川:下手くそ…

水戸:やっぱ流川みたいにはいかねぇーなー‥

ゴールには当たったが、シュートは決まらず、跳ね返って床に転がった

俺のバスケを真似てシュートしてみたらしい、なんか‥嬉しい、愛おしさが込み上げてきて、同時に伝えたい言葉が、込み上げてきた。

流川:水戸……っ!

水戸:…流川??

俺がいきなり、でかい声出したから、きょとんとしてる

流川:俺水戸のことが好きみたいだっ、昨日気づいたんだっ、多分‥本気だから、俺もまだよく分かんないけど、とりあえず今言った気持ちは本気なんだっ

水戸:………あの‥

困らせたな多分、終わったな多分、言わなければ良かったのか、分からないから…俺は少し‥後悔してる。



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