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……やっぱ風呂、いいな。



そんなことを思いながら、樹は智へ愛撫を続ける。


響く水音。


お湯につかっているからか、体もいつも以上に熱くて、それがまたいい。



「ねっ…ちょっとっ…あ…っ」



するすると、秘部へと向かう樹の手。


その手を押さえ付けるように掴みながら、智は再び樹の方を向く。




「ホントにっ…やめっ…あぁっ…」


「こんなにヌルヌルなのに、やめてほしいわけ？ おかしくね？」


「っ……ちがっ…」



涙目になりながら、智は深く息を洩らす。

別にセックスをしたくないと言ってる訳ではない。

浴室でするなんて、明るいし、響くし、恥ずかしいからやめて欲しいだけ、だ。



「でっ、出てからっ……」



「なに……？」



「出てからしよっ……」




智の懸命な訴え。


でも、それは逆効果だ。




「……そんな顔で言われても」


「っ……ぁっ…」


「余計にここでしたくなるんだけど」




ぐりぐりと、秘部の中心をかき回されて、あっ…あっ…と智が声を洩らす。


段々と、紅く上気していく智の頰。


完全に、女の顔になっている智を見て樹のそれが猛りを増した。