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B型生徒。

第1章 山田と宮井

そして私が今まで彼氏ができなことがないことを知っているのは、この宮井だけである。



「ううぅ。宮井ちゃぁーーーん。どーしたらできるのぉ~?」


「うーーん。どーしたらといわれても………。まずは好きな人見つけないと。」


ちなみに宮井には大学生の彼氏がいます。


「え?!なんで私から好きな人を作らないといけないの?!男が頑張るんでしょうが!」


「お前モテるからって調子乗るんじゃねーぞ?」


「あい。」







宮井と話していると、



「山田ぁーーー!!!!!!!呼んでるよぉー!」



廊下側の窓あたりにたまってる女子に叫ぶよいに言われた。



え?誰が呼んでるの?と思うと、



たまってる女子たちの後ろに男の子がいた。


私が近寄ると、




「ねぇ、山田さん?俺、隣のクラスの浜崎だけどさ?よかったら今日飲みにいかない?」


「あ、ごめん。あんたみたいなブサメン無理だから。」



スタタタタタと私は去る。




「かっけぇーーー!!!!!!!山田かっこよすぎるうううう!!!!!!!」


「さすが美少女山田!あのイケメン浜崎を即答でフるとは……。」


「山田ぁ!山田天使だ!」


「きっと、とてもいい恋をしてるのね。」





正直、私はこういう風に周りから言われるのがダイスキなんです。


なのでモテ系女子を演じてます。



宮井の元へ戻ると



「お前いい加減にしろよ。」



バコッと教科書で頭を叩かれました。

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