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隠れて甘いkissをして

第9章 彼の正体

窓ガラスに写った、自分の姿を見つめる。


……いや、ないわ。


自分で言うのも惨めだけど、どこにも魅力的な要素を感じない。




やっぱり遊びなんだろうか。

高貴な人間の中にいると、たまには珍しいものを食べたくなるのかもしれない。




でも……

有名人なら誰か来るかもわからない場所で、あんなことしちゃダメでしょ…!///



私は、金曜日の夜をまたしても思い出し、ニヤけたい気持ちを必死に抑えた。

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