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隠れて甘いkissをして

第9章 彼の正体



高鳴る気持ちを抑えたけど

無償に隼人に逢いたくなった。




……というより、不安。




電話番号を教えたし、教えてもらったけど

金曜日に逢って以来かかってこないし、かけてもない。




彼の正体が分かった今、彼の口からもう一度聞きたかった。


私を本気だといった、あの言葉を………







すっかり自分だけの世界に入り込んでいた私。


斜め前からの立花の目線には


全く気付かなかった。

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