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隠れて甘いkissをして

第13章 二人の夜

車の横に着くと、サイドウィンドウが下りて、彼の笑顔が見えた。

笑顔………というより

声に出して笑っている。



「由宇ちゃん、走り過ぎ」



私は肩で息をしていた。



「乗って」



彼に促され、ドアを開ける。


………すぐ隣りに、隼人がいる。


どうしよう。


ドキドキが止まらなくて、ちょっと苦しい。

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