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隠れて甘いkissをして

第13章 二人の夜

隼人は、白いTシャツに黒のパンツというラフな格好だった。

メガネをかけて、皮のブレスレットだけしている。



これだけシンプルな服なのに、このかっこよさ。

この溢れんばかりのオーラ。

改めて、隼人の美しさに目を奪われる。



「誰にも見られてません、大丈夫です!」



私は息を整えて言うと、隼人はまた笑った。



「それで走ってきたの?
別に誰に見られてもいいよ。

危ないから、次はそんなに走っちゃダメ。
なんなら次は入口まで迎えにあがるよ、お姫様」

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