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▼Side...立花


咲原の真っ直ぐな目を見て、俺は何も言えなくなった。


まさかとは思ったけど、咲原は本当に七瀬隼人に逢っていたんだ。


そして……


最近の咲原が、今までにないほど笑顔になり、俺が知らない表情をする。


気にしないように、いつも通りに接しようとしていたけど


誰が見ても、ここ数日で咲原は急キレイになった。



そうさせたのが、七瀬隼人。



「……………」



無性に苛立つ気持ちを、何とかして抑えて


次の言葉を探していると、ふいに後ろから女の声がした。