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隠れて甘いkissをして

第21章 揺れる想い




私の泣き顔を他の人に見られないように

香ちゃんは私を先に1階のエントランスまで行かせ、後から私のバッグを持ってきてくれた。



そして、夜遅くまでやっているカフェに入った。

落ち着いた雰囲気のカフェで、少しほろ苦いカフェオレを飲むと

さっきまで苦しかった心の中が、穏やかになってくる。



ほんとに、どっちが年上なんだか……



「立花先輩、今頃落ち込んでるだろうなぁ」



香ちゃんがニヤッとして呟く。



「やっぱり香のカンは当たりましたね~」

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