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隠れて甘いkissをして

第24章 口が滑って…




▼Side...立花



(1日前の金曜日)



営業先から会社に戻る。

時間ギリギリ。

残っていた仕事は、土日に家でやることにした。



来週の会議に使う資料をUSBに落とし、カバンの中に放り投げて急いで歩きだす。



エレベーターを待っていると、後ろから声がした。




「今からお帰りですか?センパイ♡」



振り向くと、海老沢がニコニコして隣りに並んだ。



「………海老沢」

「駅まで一緒に行きましょうよ」

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