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隠れて甘いkissをして

第24章 口が滑って…

「大丈夫ですっ!
香は口が固いから。
昨日も話した通り、ちゃんと内緒にします!」


「それを願うよ。
海老沢、興奮するとすぐ喋るからな。

……咲原に迷惑かけたくないんだ。
俺が言えた義理じゃないけど、頼むな」


「はい!約束します!」



ニコニコと答える海老沢に、俺はホッとした。

すると

海老沢がじっと俺を見る。



「ん?なに?」



海老沢はすぐに目線を外し、小さく呟いた。



「………立花先輩の

相手の事を1番に考えるとこ、変わってないなー。

忘れようとしてたのに………」

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