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隠れて甘いkissをして

第26章 信じる事


「由宇ちゃん、隼人から聞いてないんか?」



シゲさんに聞かれて、コクンと頷く。



「そうかそうか。
一言で言うと、ワシは隼人の親代わりだよ」


「親代わり……?」


「隼人が12才の時にうちに来て、何年かは一緒に住んでたんだよ。

………あれからもう、20年経つのか」



シゲさんが懐かしそうに目を細めた。


……12才……?


それなら


隼人のご両親は………?




「おっと、もう時間だ。
由宇ちゃん行こう」

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