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隠れて甘いkissをして

第26章 信じる事




「は、はい……!」




シゲさんに言われて、時間が5分前になっていたのに気付く。

急いで出る準備をして、立ち上がる。

裏口から出て、シゲさんは鍵を閉めた。




「10分もかからんからね」




シゲさんと並んで歩き出す。

夏の夜風が気持ちいい。

さっきの続きが気になったけど、シゲさんは別の話題に変えた。




「今日、隼人の映画を見たんだって?
どうだった?」

「……感激しました」

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