無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「飽きた？」

「えっ！？ ぜ、全然！」



その質問にビックリして、私は隼人を見上げた。



「ただ、もうずっと感動しっぱなしです。

普段の自分の生活からは、考えられないと……いうか……

……あの……///」



話している途中なのに、胸の鼓動が高鳴って言葉が出なくなる。

私をじっと見つめるその深い瞳に、吸い込まれそうで

何度めかの状況でも、その度に恋をしている気分になる。



私の顔は、多分真っ赤になってるんだと思う。

深い瞳が、鋭く甘い色に変わる。

隼人は少し屈んで、私と目線の位置を合わせた。




「………何考えてるの？由宇」