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隠れて甘いkissをして

第27章 止まらない恋心


「……綺麗……」



思わず呟いて、窓の近くに駆け寄った。


ため息が出るほどの夜景。


会社とは反対側のこの窓から、都会の煌びやかな光が散りばめられた景色が広がっている。


まるで1枚の絵のようで、東京タワーも美しく輝いていた。


……足元がフワフワする。


とても現実とは思えない。




「なんか、由宇には夜景ばかり見せてるな」



後ろから隼人が近付いてきて、私の頭を撫でた。


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