
隠れて甘いkissをして
第33章 嵐の救世主
心臓を一発でぶち抜かれてしまい
さっきのイラっとした感情はどこかに吹き飛んだ。
隼人はそんな私を余所に、3人に向かって続ける。
「さっきから、随分勝手な事を言ってるけど。
こんなところで囲って、由宇に何度も謝らせて。
君達が女じゃなかったら、俺、こんなに優しくしてないから」
ゾクッとする言葉に、一瞬にして3人の顔色が変わる。
「今後、由宇に同じ事をしたり
今日も含めて、ある事ない事を他人に喋ったりしたら
俺はお前らを許さない。
今言った事をしっかり覚えとけ」
