テキストサイズ

隠れて甘いkissをして

第3章 忘れられないKiss

「……ちょっと、別に考え事があって……」

「……ふーん?」



目を逸らして明らかに動揺している私だけど、立花はそれ以上詳しく聞いてこなかった。


信号が青になったので、再び並んで歩き始める。



「まぁ、いいよ。
飲んだ次の日から結構気になってて、しかもお前は避けるからさ。
今、話ができたからスッキリした」

「……ごめんなさい」

「今日は帰るけど、また来週あたりにでも行こうぜ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ