
隠れて甘いkissをして
第36章 告げられた現実
相変わらず次に逢う日にちは決められないけど。
不安になるヒマもないくらい、それからも隼人は私に極上の言葉を言い続けてくれた。
撮影場所の風景や、時にはアンジーの寝顔だったり、普通だったら見れないような写真も度々送ってくれた。
私は隼人のお陰で、離れていても隼人を近くに感じる事ができた。
いつしか前に、ネットで検索した芸能人との付き合い方というワードを調べたときに、外でデートできないとか、縛りが数多く書いてあったけど。
そんな贅沢は必要ないって素直に思った。
どこでもいいから、隼人と逢えるなら、それだけで私には最高なんだ。
その気持ちに嘘はない。
