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隠れて甘いkissをして

第36章 告げられた現実

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世間がお盆休みに入ったばかりの、夏本番の暑い日。


うちの会社は、お盆休みの期間も何人かは出勤することになっている。


それを決めてた時期は、まだ隼人と出逢う前。


何の予定も無かった私は、何の躊躇いも無く出勤にマルを付けていた。


代わりの休みは、9月のどこかで適当に取れと主任から言われていたから


その方が世間と休みがズレるから、人混みが苦手な私にとっては好都合だった。


立花も香ちゃんも夏休み。


いつもと違ってガランした社内で、私はいつものように淡々と仕事を進めていた。

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