テキストサイズ

隠れて甘いkissをして

第4章 招いたミス


私はパソコンの手を止めて、ジロッと睨む。



「香ちゃん……
この間から何の誤解をしてるか知らないけど、私と立花は別に何もないし、ただの同期よ。
それに立花には…」

「彼女がいるのは知ってますよ~」




香ちゃんは私が言い終わらないうちにしれっと答える。

そして座ったまま私に近付き、コソッと囁いた。




「でも、香は、立花先輩はぜ~ったい彼女と別れるだろうなーって。
密かに思っているんですよ」

「はぁ??」




香ちゃんの思いがけない言葉に、私は耳を疑った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ