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隠れて甘いkissをして

第39章 意外にも…?

夜になって、雨が強くなってきた。

俺は翔太と一緒に、メンバーが集まる居酒屋へ向かう。

店の中に入ると、すでにみんなでき上がっていて、うるさいくらいに盛り上がっていた。




「あれっ! 彰!
やっぱり来たんじゃーん!」




俺と翔太の姿を見つけた1人が叫ぶ。




「来た来た主役ー!
おっめでとー!」

「もーびっくりしたし!
でもうちらの中から結婚するカップルが生まれたのは、めっちゃ嬉しいわ」

「翔太も何してたんだよ。
ほら彰、早く麻里奈ちゃんの隣りに座れって」




女子2人の間に、麻里奈は微笑みながら座っていた。

珍しく手にビールのグラスを持っている。




「……ほら、行けよ。
こっちは任せとけ」




翔太に耳打ちされて、俺は座らずに口を開いた。




「………麻里奈、ちょっといい?」

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