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隠れて甘いkissをして

第39章 意外にも…?

「……………」




麻里奈は何も答えずに、すっと席を立った。

それと入れ替わりで翔太が座る。




「ちょっと2人で話させたってよ。
つーかお前ら既に頼みすぎじゃね?」




翔太のノリで話題は変わり、4人はそのまま会話を続けていた。



(………サンキュ、翔太)



俺は麻里奈と一緒に店の外に出た。

店先の屋根のある場所で、2人で並んで立つ。

雨はまた強くなってきていて

俺はすぐに本題に入った。




「………麻里奈。
なんで電話に出ないんだよ?」


「……………」


「今日翔太に聞いた。

今……みんなだってもうその気でいる。

結婚って、なんでいきなりそんな嘘……」


「嘘じゃないわ」




麻里奈が俺の言葉を遮る。

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