
隠れて甘いkissをして
第41章 叶うなら…このまま②
私をまとっていたものがすべて取り除かれたところで、隼人も自分のTシャツを脱いだ。
引き締まった美しい体に、心臓のドキドキが止まらない。
隼人の手が私の両腕を頭の上まであげさせて
押し付けるようにした格好で、再びキスの雨を降らす。
「……ん……っ んんーー!」
隼人の唇が、深く私の唇に絡みつく。
クラクラする………
甘い快感に侵されて、全身が痺れていく。
「は……やと……」
抱きつきたい……
隼人の背中に手を回そうとした時だった。
「…………!?」
頭の上に上げられた両手が動かない。
私の両手首は……
隼人のTシャツによって一つに繋がれていた。
