
隠れて甘いkissをして
第5章 まちぶせ
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「せんぱい、本当にすみません。
香、今日は彼氏と約束があって、これ以上残業出来なくて」
時計の針は夜の9時。
香ちゃんは申し訳なさそうに言った。
「大丈夫よ。
……今日はありがとう。
香ちゃんのフォローで、本当に助かったわ」
私のミスで作っていなかった資料は、香ちゃんとの怒涛の連携で何とか形になり
後半の会議に何とか間に合わせることができた。
でも、間に合わせで作ったから、やっぱり不備は所々見つかって
主任から今日中の訂正を指示され、結局残業することになった。
