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隠れて甘いkissをして

第6章 秘密の場所へ

その後は、私ばかり自分のことを喋っていた。


隼人は聞き上手で、私の話を楽しそうに笑うから、私は気分が良くて、彼の事はほとんど聞けなかった。



多分そうして1時間くらい経ったところで、車はある場所で停まった。




「はい、着いた。
ここから少し歩くからね」



話に夢中だったのと、隼人の横顔ばかりを見ていた私は、ここがどこなのか見当もつかない。



山道の途中の駐車場のようだ。


山道といっても、先に続く道は補整されていて、左右がライトアップしてある。


私は隼人の後につき、山道を登り始めた。

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