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隠れて甘いkissをして

第7章 甘い誘惑




15分ほど歩いただろうか。



緩やかな登り坂の先に、道のライトがそこで終わり開けた場所が見えてきた。

その手前で隼人は振り返り、にっこり笑った。



「お先にどーぞ。 お嬢さま」




その呼び方…///

彼は私の手を取りエスコートしてくれた。



私は胸が高鳴る。



そこに足を踏み入れた瞬間、ふわっと風が吹いてきて、周りの木々がサワサワと揺れた。


微かに海の香りが漂う。

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