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隠れて甘いkissをして

第7章 甘い誘惑

「わぁっ……! きれい……」



目の前に広がる景色に、私は思わず声をあげた。




ここは小高い山の頂上で、そこから見える夜景は素晴らしかった。

左側半分の奥から、海へと続いている。



都内ほどの夜景の輝きはないけれど、ひとつひとつの明かりがぼんやりと光っていて

何とも言えない幻想的な世界が広がっていた。



そして、吹き上げる風が優しく体を包みこんで

通り抜けていく爽快感が心を解きほぐし、癒されるのを実感できる。





こんなところが、あるなんて……

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