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隠れて甘いkissをして

第7章 甘い誘惑


何度目かの涙が溢れそうになるのを、なんとか堪える。

そして、自然と笑顔になり、彼に伝えた。



「隼人さん、ありがとう。

私、今本当に嬉しくて……

本当に感謝してます。
ここに来れて、すごく良かった」



すると

帽子を取り、体を私の方に向けた彼に、じっと見つめられて

私は慌てて目線を外す。



今その目で見続けられたら、治まった気持ちが溢れ出そうで

私は急いで別の話題を探した。



えーと、えっと……

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