
隠れて甘いkissをして
第76章 ずっと2人で
「………隼人……!」
目頭を押さえた彼に
私は夢中で抱きついた。
「………隼人
ありがとう…………
私を見つけてくれて……
私を愛してくれて………本当にありがとう……」
背伸びをして顔を埋める私を、隼人がぎゅっと包んでくれる。
私はその温もりを体中に感じながら、彼の顔を見上げた。
「大好きだよ、隼人……
これからも……
ずっと一緒にいてください……」
心から隼人を愛する気持ちが、彼に伝わるように
私は精一杯の笑顔で、隼人を見つめた。
隼人も優しく微笑んで
私達は、そっと唇を重ねた。
夕陽が沈むまで
ずっとキスをして、抱きしめ合っていた。
