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息もできない

第2章 どうしてですか?

次の日俺はまた昨日と同じように出勤

会社までの間歩いてるだけでまたひそひそ言われて俯きながら歩いた

俺ってなんで何もしてなくても嫌われるの
愛想良くすればいいのかと思って
高校の時頑張ったけど、だめだったしな

「直っ!おはよー」

後ろから声をかけてきたのは
昨日同様圭太だった

「圭太ぁ…おはよ」
「んー?どした?昨日より元気ねえじゃん?」
「ん…実は…」

俺は昨日のカフェでのことを話した

「ふーん。まぁ、終わったことは仕方ないさ!」
「ちょ、圭太!なんでそんなに突き放すの!?ひどい…」
「うはは。だって別に俺には関係ないし」
「むー…」
「睨むなって。冗談だよ。別に嫌われたっていいだろ、たかがカフェ店員なんだし」
「……………」

そんな言い方しなくても…
圭太は慰めてくれると思ったのに
ちくしょう…

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