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息もできない

第22章 俺に矛先を向けるな(サイドストーリー2)

嬉しそうに呟いた朗とは逆に俺は本当に恥ずかしくて俺も朗の股間に手を伸ばした


「!!」


そこは俺と同じくらい硬くなっていて


「朗だって…すげーことになってんじゃん」


そういうと



「うっせ」


と一言だけ言われた


なんか幸せだな



すると突然朗は俺の首に腕を回して来た
そして耳元で「抱っこして、寝室連れてけよ」と囁いてきた


ぅ、わ…
くそ
このツンデレが!!!


俺はヤケクソのように朗の膝裏と背中に腕を回して持ち上げた

俺より身長が多少低くいとは言っても成人男性だから朗はそこそこ重い
でもそんな情けないこと言えるわけがなくて俺は腰が張るのを感じながら余裕の顔していた


「で?寝室どこ?」
「あっち」


と朗に指さされた方向に歩く
歩くとその振動でまたどんどん重く感じる
早く着いてしまいたくて早足で廊下を進んだ


両手が塞がってる俺に代わって朗が部屋のドアを開けた


そこは見るからに寝室
部屋の中央にベッドが置いてあって頭の方にライトと小さな棚が置いてあるくらい


俺はベッドの上に極力優しく朗を座らせた

すると朗が口を開く


「圭太さ、初めてヤッた時なんで俺のことあんな女みたいに扱ってたわけ?」

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