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息もできない

第8章 俺のせいでしょうか?

次の日起きたら目が真っ赤で、パンパンに腫れてた

蒸しタオルと保冷剤で温めて冷やしてを繰り返してとりあえず見れる顔になったから

いつも通り出社した


会社に行く途中で圭太に会わなかったことに内心ホッとしながら自分の部署に入った


なんだかチラチラと見られる視線が気になったけど目の腫れ具合は寝不足で通じるぐらいにはなってたから特に誰に何か言われることもなく過ごした


妙に頭が冴えてるな
仕事サクサク進む


昼休みは社内の食堂に行って
帰りは………三浦さん、のお店を避けて帰る




そうやって避け続けて
三日が経った

三浦さんからの連絡なんて来るわけない
ケータイアドレスも電話番号も知らないし教えてない

俺からお店に行くか三浦さんが会いに来るかしなければ会うことなんてまずない



それに…

あの後一度も会いに来ないなら

やっぱり遊びってこと、なのかな
やば
考えすぎた涙出そ


今までこんなことなかったな
まず男の人から告白なんてされたことないし


だからかな
男同士だから
考えてることもわかると思った

男同士だからそんな簡単に告白なんて出来ないだろうって思って、それで、信用してたのかな



そしたら
やっぱりダメでした、と

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