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息もできない

第24章 過去と現在

俺を散々擽った春陽は何もなかったかのように布団にシーツを着けている


どうしようかな


とりあえず俺は枕を取ろうとして立ち上がった春陽の足元にじゃれついてみた


うーん、やっぱりこんなんじゃ見えない
浴衣って結構身体に沿った形だもんね


膝から下あたりに絡むようにじゃれつくと、春陽は笑った


「何?まだ手伝わないのか〜?」


普通だったらウザがられそうな感じだけど、春陽は俺を足でじゃらすみたいにかまってくれる

暫く構って、また布団を敷きに戻る

何もしない俺を咎めるわけでもなく、甘えると構ってくれるなんて俺には勿体無いぐらいの彼氏さんだなぁ

そう考えて何もしないで変なことばっかり考えてる自分が恥ずかしくなったから俺は春陽を手伝った


でも、なんかこう
男ならチラリズムみたいなものに燃えるって言うかさ


シーツを整えながらどうすれば春陽の浴衣の下を覗けるか考える


んー……やっぱり寝てる間に覗きに行くのがいいかも
て、いうか……さ……

今日スるの、かな……?


ここ最近、春陽とはプラトニックな関係が続いている

それが不満と言うわけじゃないけれど、やっぱり溜まるものは俺にも溜まるわけで


考えれば考えるほど深みにハマって、春陽のノーパンと今日の夜のことで俺の頭はいっぱいになってしまった


あー顔あっつい
俺の変態

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