テキストサイズ

息もできない

第24章 過去と現在

ゆっくりと浴衣の合わせを開くと、案の定春陽も下着を身につけていなかった


うわぁ……
うわぁぁぁ
わぁぁぁぁああああ


本当にとんでもない罪を犯してしまった気になる


実際、しちゃってるけど


茂みの中でひっそりと息づくそれは異常なほど美しく見える


俺やっぱり溜まってるのかも


血液が集まって重くなった下半身は甘い疼きを知らせてくる


久しぶりに、すごく、欲情してる


少しだけ、少しだけ、と自分に暗示をかけながら顔を近づける
お風呂に入ったからか春陽のそれからはあまり匂いがしない


あぁもうだめかも
止まんない

見るだけなんて、どう考えたって無理!!


俺は春陽のモノと茂みとの間にそっとキスをする
そのまま太ももの付け根にもキスをして熱い息をついた


俺、これだけでイけるかも


俺はそっと自分の下半身に手を伸ばした

春陽にしたのと同じように合わせをそっと開くと、肌に触れていた部分の浴衣が先走りで濡れている


「……っ」


思わずその光景の卑猥さに唾を飲み込んだ

手で優しく包むとモノがぴくん、と脈打つ
それと同時に後ろの穴も収縮した


そして少しずつ手を動かしながらまた春陽のモノに目を向ける

ストーリーメニュー

TOPTOPへ