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息もできない

第24章 過去と現在

「やらしいね?」


春陽は俺の首に、肩に、鎖骨に口をつけて赤く染め上げていく


「あ……っ、春陽それっ……それ、すき……っ」
「どれ?これ?」


春陽は俺の肩口にまた一つ跡をつけた


「それっ……それ……いっぱいつけて」
「ちょ、直締めすぎ……っ」


春陽はナカを擦りあげながら袋を手で弄り、さらには胸元にまで範囲を広げて跡をつける

春陽がシてくれることが全部嬉しくて、全部気持ちいい


俺は脚を春陽の背中に回した

春陽の腰を俺の腰にぴったり合わせる


「直?」
「溶けそうだね、春陽。……ひとつになっちゃいそう」


俺が微笑みながら言うと春陽は心底嬉しそうにする

そして俺の下腹を撫でた


「一つになってるよ?ほら、ここ。俺と直の境界線なんてもうわかんないでしょ?」


そうだ
さっき俺もそんなこと考えてた


俺は破顔した


「ほんとだね」
「……可愛い、直」


春陽は俺にキスをした

袋を弄っていた手が徐々に下に移動する
それを意識で追っていると


「可愛いから、ご褒美」


と言いながら春陽が袋の少し下側を指でぐ、と押した


「は、ぁぁあっ……な、に……ふ、ぁぁ……」


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