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息もできない

第10章 そして始まります

日曜日はひたすら考え事をして過ごした


そして月曜日
俺なりに考えを纏めて出勤した

「おーっはよー!なーおっ」

この前あんな事したのに
よくこんなテンションで話しかけてくるな

なんて何でか俺は妙に冷静だった


「おはようございます」

「なんだよそっけないなー」


ごめんね圭太
俺はね


そこまで優しくない


俺はにっこりと笑った

「急いでいるので、失礼します」



あぁ…なんかスッキリしてるかも

俺、性格悪いかな

友達だったのに
こんなに冷たく接しても

何にも感じない


でも

なんか足りないや

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