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会議室から恋。~黒田~

第12章 12

「大丈夫か?」

水を渡し、飲ませる。

今日も朝から調子が悪そうで。

帰るのをやめようかと思ったけど、由奈が絶対帰ると言い切った。

やっぱり、やめればよかったと後悔した。

「大丈夫・・・。もう少しで着くよね」

「あぁ。少し目を瞑ってろ」

オレの肩に頭を乗せ、目を瞑った。

頭を撫でた。

ごめんな。

絶対止めるべきだった。

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