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会議室から恋。~黒田~

第3章 3

助手席に寝かせ、スーツの上着を脱ぎ、村田さんにかぶせた。

起こすのはかわいそうだが、オレは会社に戻ってやることがある・・・。

そのまま家へ送り、村田さんを抱えて、部屋へ入った。

よほど疲れていたのか、その振動では起きることなく、無事にベッドへ寝かせた。

「ごめんな・・・」

頭をなで、布団をかぶせた。

鍵を閉め、ポストに入れて、すぐに会社へ戻った。

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