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会議室から恋。~黒田~

第4章 4

17時20分。

…連絡がない。

そりゃぁ、そうか。

オレが先に避けたんだしな。

パソコンにロックをかけ、ロッカーへ向かった。

「あれ?黒田様。村田さん、玄関向かって歩いていきましたよ」

見たことない人に声をかけられる。

「…ありがと」

やっぱり、一人で帰るつもりだったんだ。

後を追うように、玄関へ向かった。

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