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薫子の先生な日常

第2章 Kとわたし

月曜日。

先生、と声を掛けられ階段で足をとめた。

隣のクラスの女子だ。名前は雪田。吹奏楽部の子だったはず。

「この、歌。」

私が書いた掲示を指差す。
「意味?」

私が聞くと、彼女はコクンとうなづいた。雪田と一緒にいた子達も私の方を見た。

意味を説明すると、おおー!!と言いながら盛り上がっていた。

若いっていいなあ。

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