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薫子の先生な日常

第2章 Kとわたし

隣室に入ると、窓はないのに風が吹いた。

髪を押さえて、風の通り過ぎるのを待とうとすると後ろから抱きすくめられた。

よく日焼けした、ごつごつの大きな手。

手は私の髪を優しく撫で、そのまま肩、腕へするりと落ちて行った。

私はつるりとした白いブラウスを脱がされ、背中に、手の持ち主が着ているらしい、ぴったりとした素材のシャツと体温が伝わってきた。

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