 
神様の独り言
第6章 神様は罪を許し歌う
道子は、次に…客たちに声をかけた―――――――…
「――――…さぁ…貴方達も彼女と同罪です…
行き過ぎた欲は身を滅ぼし…救われない…
向かい合い…救われたいなら…謝り―――――…
互いを罰し…海に帰りなさい」
道子の囁きに…
客たちは…近くにいた人と向かい合い…
「ああぁ…ごめんなさい…」
「アアア…すまなかった」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…ごめんなさい」
と…何かに謝り始め――――――――…
近くにあったモノで互いを殴り始めた!!
ゴン!ゴフッ。と…鈍い音があちこちから聞こえるが…
許されたい一心で互いを殴り続ける―――――――…
悲鳴は、無く――――…謝りつづける不気味な光景が広がっている…
道子は、ソファに座り……彼らのやり取りを見続ける…
 
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