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電脳世界

第3章 再起動

…こういう時って何て言葉をかければいいんだ?

緊張と焦りで頭がいっぱいだ…


俺が言葉に詰まっていると、

いきなり自分の両手を風山が強く握ってきた。

彼女は今にも泣きそうな顔で
俺の手を握りながら言った。

「ねぇ…皓介君…
怖い…私達、消えちゃうのかな…?」

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