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家庭教師なんか大嫌いだ。

第1章 家庭教師


「で、一桁の実優ちゃんは、どこが分からないのかな?」

ニヤニヤしてるアイツ。

絶対馬鹿にしてる。

「・・・」

アイツの事を無視して自分の机の椅子に座った。

適当に参考書を取り出す

そして、ペンをもつ

・・・1問目から分かんないよ。

「うわ、なにこれ簡単すぎ」

いつの間にか、私の後ろに立っているアイツ

「あれ?分かんないの?」

顔は、見えないけど絶対ニヤニヤしてる、

「・・・わ、分かるし」

強がってそんなことを言ってしまった。

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