家庭教師なんか大嫌いだ。
第1章 家庭教師
コンコン・・・
ドキッ!
いきなり、ドアをノックされ驚いた。
ガチャ…
「佐野くん。勉強進んでる?…もうすぐ時間なんだけど・・・」
つまり、佐野が帰る時間。
だこど、私は中に入っている物がお母さんにバレないかと焦っていた。
「あ…はい。今準備します」
と、準備を始めた佐野。
そして、椅子から立ち上がり母のところに行った
お母さんとなにか話している佐野が見える
佐野は私のほうを振り向き
「じゃあ、次までにそのプリントは解いていてね」
とだけ言い
バタン
で、出ていった?
ん?まてまてまて。
この私の中に入っているのどうするの!?
え、・・・え!?
とにかく、取らないと…
椅子から立ち上がりベッドに向かおうとする
だけど、疼いている体に力は入らず
その場にへたりこんだ。
サァ・・・
顔が青くなる
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